今やマンチェスター・シティで攻撃の核となっているマリオ・バロテッリ。インテルの下部組織出身でトップチーム昇格後にはジョゼ・モウリーニョから薫陶を受けたことは周知の通りだが、現在の彼には「セリエAに戻る」という選択肢はないようだ。地元紙のインタビューの中でその思いを語った。
「セリエAのことがどれぐらい恋しいか?ゼロだね。イングランドにいて幸せだから」
「イタリアのリーグは本当に落ちてしまったよ。それに比べて、プレミアリーグは美しいリーグだ。そして、おれはイングランドの中でもトップクラスのチームで戦っている。これがここに残りたい理由だ」
「プレミアリーグのサッカーは色々とおれに教えてくれる。走ること、ボールを奪われたらすぐに取り返しにいくこととかね。その重要さを知ったことで段々と安定感が身に着いている気がするよ」
「イタリアならどこでプレーしたいか?んー、ロンバルディア(ミラノがある州)のチームかな」
「ただ、この先インテルに戻る可能性が生まれた場合は、彼らに強い情熱を求める必要があるね。まぁ、今のところはプレミアリーグを離れるという考えは全くないけどね」
「ミラン?おれの好きなチームさ。トップクラブであり、素晴らしい選手たちが集まっている。彼らとプレーできたら面白いだろうな。ミランへ行くチャンスがあったか?おれは知らないよ。代理人だけが知っている」
(筆:Qoly編集部 T)