――というやり取りがあったかどうかは不明だが、あってもおかしくないようなことが、21日のリーガ・エスパニョーラ上位対決、バレンシア対バルセロナの試合限定で行われていたようだ。
ご存知の通り、不況下のスペインではリーガへの影響も免れず、多くのクラブがユニフォームの胸スポンサーを獲得することできずに苦しんでいる。欧州最高峰の大会、CLに参戦しているバレンシアも例外ではなく、Unibetとのスポンサー契約が終了し、今季はここまで空白。ただ、「世界が注目するバルサとの一戦なのに空白ではもったいない!」ということで、クラブの幹部が妙案を思いついた。
バルサをホームに迎えたバレンシアの胸に入れられたのは、クラブの公式Twitterアカウント。3月の東日本大震災の際、哀悼の意を表して選手名をカタカナにしたことなどからも分かる通り、こうした機転の良さは彼らの持ち味である。
Twitterのフォロワーが90万人を超えているバルセロナに対して、バレンシアは3万9千人台(9月30日現在)。おそらくこの圧倒的な差を少しでも埋めようというところから今回のアイデアは来ているに違いない。ただ、肝心のピッチでの戦いはといえば、これが2-2で堂々の引き分け。「バレンシア、ここにあり」を改めて示した。
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(筆:Qoly編集部 O)