八百長問題で開幕が一ヶ月遅れたトルコ・シュペルリギはミッドウィークに第3節が行われ、タレント軍団のベシクタシュは22日、アウェイでブルサスポルと対戦。開始早々にテテ・バングラの先制弾を許すも、25分にそのバングラが退場。数的優位で1点を追いかけていた。

この展開でやってくれたのが、ベシクタシュのリカルド・クアレズマ。「ハリー・ポッター」の愛称通りドリブルスキルだけなら世界屈指の存在の彼は、79分、自慢の足もとの技術を見せつける。

クアレズマは意外性抜群のトラップから、さらに別の意味での足技を繰り出し、結果この日2枚目のイエローカードを頂戴して退場。

キャプテンにあるまじき行為だったといえるが、チームはこの愚行で逆に団結したのか、終了間際にシヴォクとホロシュコが立て続けにゴールを決めて逆転。今季2勝目を手にしている。

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