ドイツ・ブンデスリーガ2部のボーフムは14日、成績不振によりフリートヘルム・フンケル監督(57)の解任を発表した。

アイントラハト・フランクフルトの監督時代には高原直泰や稲本潤一を指導したことでも知られるフンケル監督は10/11シーズンにボーフムの監督に就任すると、同シーズンは北朝鮮代表チョン・テセらの活躍で3位となり昇格プレーオフへ進出。プレーオフでボルシアMGに敗れ惜しくもブンデスリーガ1部への昇格を逃したものの、昇格の有力候補と見られた今シーズンは開幕直後にセレッソ大阪から乾貴士を獲得。フンケル監督は加入から乾を攻撃の軸として先発起用すると、乾はいきなりクラブの月間最優秀選手に選出される活躍を見せた。しかし、チームは乾を起用して以降の全試合に敗れ、現在4連敗中で17位に低迷。乾は先日のディナモ・ドレスデン戦で退場処分を受けていた。

日本人選手への理解があるフンケル監督の解任はチームにとって、また、乾にとってどんな運命をもたらすだろうか。

(筆:Qoly編集部 H)

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