アヤックスの正GKでオランダ代表のマールテン・ステケレンブルフのローマ移籍が決まった。アヤックスのオフィシャルウェブサイトで発表されている。
「アヤックスとASローマはマールテン・ステケレンブルフの移籍で合意しました」
29歳のステケレンブルフは2002年からアヤックスに在籍。9年間過ごしたクラブと別れを告げ、セリエAへと挑戦する事となった。オランダ代表としては40試合に出場しており、2010年のワールドカップでは引退したファン・デル・サールの後継者としてゴールマウスを守った。ローマはGKのドニがリヴァプールへ移籍しており、後継者と呼ぶには失礼だが理想的な後釜を手に入れた事になるだろう。
ローマは昨季を6位で終えておりヨーロッパリーグで出場する。新オーナーのトーマス・ディベネデット氏は、積極的な補強を展開。バルセロナB監督だったルイス・エンリケを招聘し、バルセロナで居場所を見つけられず引く手数多であったボジャン・クルキッチの獲得に成功している。また、アルゼンチンからは19歳のエリック・ラメラの獲得に成功。そして、フランスのオリンピック・マルセイユからは元アルゼンチン代表のガブリエル・エインセを補強した。
フィリップ・メクセスがフリー・トランスファーでミランへ移籍し、ジェレミー・メネズとミルコ・ヴチニッチの両FWの移籍が濃厚と、ロマニスタにとっては寂しいニュースばかり流れていたが、若い新戦力や実力派の選手を獲得は非常に明るいニュースとなった。来季もセリエAを盛り上げる存在となることは間違いない。
(筆:Qoly編集部 N)
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