W杯南アフリカ大会前にQoly編集部のメンバーで開催して盛り上がった座談会企画。今回は日頃からお世話になっている、Qolyユーザーの方々をゲストとしてお招きし、リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエAにおける、2010-11シーズンのベストイレブンを選定するという新たな試みにチャレンジしてみました。未経験のことばかりで不安も多かったですが、蓋を開けてみると、前回の座談会以上に熱を帯びる展開に・・・。

今回は、セリエA編の第四弾、センターバック、ゴールキーパー部門をお届けします。

※G(ごっとん)、O(otte)、S(白面)、N(Qoly編集部:N)、Y(Qoly編集部:Y)、T(Qoly編集部:T)、敬称略。

HN ごっとん
プロフィール 最近はインテルクラブを設立しようと新しい活動をしています!クラブ概要: http://bit.ly/k8Jmrc また、なんちゃってインテル応援ブログGMの管理人してます。 2007年より川崎市中原区在住。 趣味はスポーツ観戦、IT関連の情報収集 応援チーム:セリエA Inter、川崎フロンターレ、阪神タイガース
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HN Otte
プロフィール サッカー/キエーボ/デンマーク代表/柏レイソル/CANTA/聖飢魔II/ニコ生/図書館/WCCF/セリエA好き。
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HN 白面
プロフィール アカデミック系サッカーblog『きつねの巣』を手がける、インテリスタ兼モウリニスタ。 時の流行に逆らい、イングランドやスペインサッカー視聴者から、イタリアサッカーファンへと転身した変わり者。 試合単位ではなくシーズン単位、ミクロよりもマクロ視点からサッカーを考えることを信条とする。
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センターバック部門
一位 チアゴ・シウヴァ (33試合1得点1アシスト)
アレッサンドロ・ネスタ (26試合0得点0アシスト)
二位 メディ・ベナティア (34試合3得点0アシスト)
アンドレ・ジアス (33試合2得点0アシスト)
三位 フアン (30試合2得点2アシスト)
ルシオ (31試合1得点2アシスト)

瞬く間にセリエ最高峰のセンターバックへと進化したチアゴ・シウヴァがダントツの一位票を獲得。そのパートナーには、出場試合数はやや少ないが、依然としてハイレベルな守備を見せているネスタがノミネート。二位には一躍ビッグクラブも獲得を狙う銘柄となったベナティアとラツィオ守備陣の要を担ったアンドレ・ジアス。三位にはベテランDF、フアン、ルシオのブラジル人コンビが選ばれた。

ゴールキーパー部門
一位 クリスティアン・アッビアーティ (35試合19失点)
二位 サミール・ハンダノヴィッチ (35試合40失点)
三位 ステーファノ・ソッレンティーノ (37試合39失点)

守備陣の奮闘もあったとはいえ、35試合19失点という記録は特筆に値。満場一致で、アッビアーティが今季の最優秀守護神に選出された。以下は、世界屈指のPKストッパーとしても名が知れ渡っているハンダノヴィッチ。決してチーム力が高いとは言えないキエーヴォにおいて、幾度となくビッグセーブを見せたソッレンティーノという順番となった。

最優秀ヤングプレーヤー部門
一位 ヨシップ・イリチッチ (34試合8得点8アシスト)
二位 フレデリク・セーレンセン (17試合0得点1アシスト)
三位 フランチェスコ・グランドルフォ (3試合3得点0アシスト)

国内外のビッグクラブが獲得を狙っていると噂されるパストーレの名前も挙がったが、セリエAでは2シーズン目といことで、選考外に。その代わりというわけではないが、彼の同僚であるイリチッチが一位に輝いた。二位にはユヴェントスに大きなプラス材料を与えたセーレンセン。三位には、降格が決まっていた最終節で、「バーリの意地」とも言うべき見事なハットトリックを記録したグランドルフォが、(編集部Nのゴリ押しの末に)入賞した。なお、評価の高かったバチノヴィッチはディフェンシブ・ミッドフィルダー部門の三位にスライド当選している。

MVP部門
一位 チアゴ・シウヴァ (33試合1得点1アシスト)

MVPは、ミランが優勝を果たした最大の要因と言っても過言ではない活躍を見せたチアゴ・シウヴァに。チームの事情でアンカーポジションを任されたこともあったが、慣れないポジションでも実力を発揮するなど、その実力を改めて証明する形となった。

MIP部門
一位 長友佑都 (29試合2得点1アシスト)

ベストイレブンには漏れたが、彼がセリエAの舞台で輝きを放ったことは紛れもない事実。日本人選手が超一流のサッカープレーヤー達と共演した姿は、サッカーファンのみならず、多くの日本人に勇気と希望を与えた。

以上の選考を踏まえて、選りすぐられたベストイレブンはこの顔触れだ。優勝チームのミランからはセンターバックとゴールキーパーの三人が選ばれたが、圧倒的な選出率を誇ったのがウディネーゼ。この現象を見るだけでも、いかに今季のウディネが強いインパクトを残したかがわかるだろう。

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