メンタルの強さが光るアンカーマン

クレイグ・イーストモンド Craig EASTMOND

ミルウォール所属(アーセナルからのレンタル)

背番号 4

DH / SB

1990年12月9日生まれ

イングランド

180cm / 75kg

身長がさほど高いわけではなく、体も細身。クロード・マケレレのような瞬発力もなく、おまけに鈍足ときている。それでもヴェンゲル監督が目をかけ、トップチームで起用してきたのがこのイーストモンドだ。

昨シーズンのリーグカップ、マンチェスター・シティ戦では4-1-4-1のアンカーとして先発。チームは0-3と完敗したものの、守備が崩壊したチームの中でイーストモンドは粘り強く自分の仕事を果たしていた。マークに長け、対面する相手に容易にボールを持たせない守備力が最大の武器と言えるだろう。パス能力も水準以上に備えている。

また、パフォーマンスに波がなく、トップチームに抜擢されても落ち着いていることも魅力。アカデミーのヘッドコーチを務めるスティーヴ・ボウルドが「若手全員の見本になる存在」と言うように、地道に努力を続けてきた姿勢はチーム関係者も高く評価している。

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