オランダの名門フェイエノールトで3シーズン目を迎えた日本代表FW上田綺世が好調を続けている。

渡辺剛が加入したことでよりチームに馴染むようになると、国内リーグで得点を量産。

1日にはオランダ1部リーグであるエールディヴィジの月間MVPに選出された。

その上田は、同日に行われた第11節フォレンダム戦でも2ゴールを叩き出した。

前半19分に先制点を決めると、後半44分には豪快なヘディングシュートを突き刺す!

上田の活躍でチームは3-1の勝利を収めたが、ロビン・ファンペルシー監督は満足していなかったようだ。

この日のフェイエノールトは格下相手にシュート37本を放つも、効率的に得点を奪うことはできず。

『Voetbal International』によれば、ファンペルシー監督は、上田についてこう話していたそう。

「それについて彼と話す必要はない。彼自身もよくわかっている

それでも彼を叱ったのか?もちろん、そうだ。

彼は2ゴールを決めた。彼にとっても我々にとっても素晴らしいことだが、キレのある綺世なら今日5ゴールを決めただろう。彼自身もそれを分かっているので、彼と話す必要はない。

(上田が常に得点を奪えるポジションにいたことは)素晴らしいこと。それについて彼と話す必要はない。ただ、ストライカーとして、5~6回も100%のチャンスがあったなら、2点以上は決めるべきだ」

上田はこれで今シーズン11試合で13ゴールと得点ランキングを独走している。それでも、オランダ代表史上最多得点記録を持つ元ストライカーのファンペルシー監督は、もっとゴールを奪えたはずと期待を口にしていた。

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指揮官は「(優勝争いは)最終的に得失点差1になるかもしれない。その観点から、3-1の勝利には満足していない。もっと得点すべきだった。それが最終的に決定打になる可能性もあるからね」とも語っており、優勝争いを考えれば、1点でも多く決める必要があるとも説いていた。

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