ヴェルダー・ブレーメンでゴールキーパーを務めている長田澪(ミオ・バックハウス)が、日本代表入りの可能性について否定したとのこと。
長田澪はドイツ人の父親と日本人の母親を持っている選手で、ドイツU-21代表にも名を連ねているゴールキーパー。
今季は所属しているヴェルダー・ブレーメンでレギュラーとして起用されており、ここまでのブンデスリーガ全8試合のうち6試合に先発出場している。
また、ドイツU-21代表でも10月の試合でレギュラーとして起用された19歳のデニス・ザイメン(シュトゥットガルト)が芳しくないパフォーマンスを見せてミスを連発していたため、再び長田澪がポジションを取り戻すだろうと予想されている。
そのポテンシャルの高さは広く認められており、ドイツだけではなく日本サッカー協会からも注目されていると報じられたこともあり、しばしばクラブを通して接触があるとも。
しかしながら、今回『Bild』のインタビューに応えた長田澪は、日本代表入りの可能性については否定していたという(『Onefootball』経由)。
「日本の代表選手にとっては、あの長距離の移動は特に懸念材料となるもののひとつだ。
あんなに遠くまで頻繁に飛行機で移動して、さらにほんの数日後には所属クラブで最高のパフォーマンスを発揮しなければならない。それは大変なことだよ。
(ワールドカップでバックアップを務めるチャンスがあったとしても)それは僕にとって魅力的なものではないよ。
その決断に心地よさや確信を感じられないのであれば、ぼくはそれを断るだろう」
日本代表として活動する場合、何度も国際試合のために長距離の移動を余儀なくされてしまうため、自身のパフォーマンスに大きな影響を受けてしまうと感じているという。
そのため、ワールドカップに出場できるとしてもバックアップになってしまうのであれば、それは魅力的なものではない…と考えているようだ。