ドイツ1部ケルンとキットサプライヤーのhummelは27日、近年の恒例となっているカーニバル限定ユニフォームを発表した。

ケルンの街で開催されるカーニバルは「ドイツ三大カーニバル」の一つに数えられ、この時期になるとクラブでも特別ユニフォームでカーニバルに“参加”する。

1.FC Köln 2025-26 hummel Carnival Kit

ケルン 2025-26 hummel カーニバル ユニフォーム

今季のカーニバル限定ユニフォームは、レッドとホワイトの極細水平ストライプをあしらったデザイン。カーニバル参加者が着用するコスチュームによく似たデザインだ。

ケルンに初めてカーニバル限定ユニフォームが登場したのは2013-14シーズン。以来、基本的には毎年この時期の風物詩的な存在として製作し続けている。

なお、昨季はルーカス・ポドルスキの特別試合(2024年10月10日)に向けた限定ユニフォームを製作したこともあり、カーニバル用は発表されなかった。

カーニバル限定モデルには毎回異なるデザインテーマを設定しているが、今作はカーニバルを支える「ボランティア活動の人々」がテーマ。襟内側に“Alaaf – Mer dun et för Kölle”(我々はケルンのために尽くす)を刻み、ボランティア活動を行う人々に敬意を表している。

ケルンのカーニバルは、11月11日11時11分に始まるのが伝統。襟内側のカラフルなデザインからは、その瞬間が待ちきれないと言わんばかりのワクワクした雰囲気が伝わってくる。

そんなカーニバルのユニフォームで欠かせないのが、3つのアイコン「道化師(ピエロ)の帽子」、「ケルン大聖堂」、「市の紋章の王冠」だ。背面の首元にこの3つを刺繍で施し、シャツの透かし模様にも採用。カーニバルならではの特別な雰囲気を演出する。

特別ユニフォームを着て「ホームで負けた」欧州の6チーム

このユニフォームは、男女チームともに11月11日のカーニバル開始日に最も近いホームゲームで着用予定。男子は現地時間11月2日の第9節ハンブルガーSV戦でお披露目となる。

極細ボーダー柄がクラシックなカーニバルキットは、ケルンの公式オンラインストアにて長袖のみ販売中。なお、祭りの開始日時にかけて11,111着の数量限定販売となる。

伝説の一着、クラシックなデザイン、ファンに愛された名作など。懐かしいサッカーユニフォームを「新品」と「古着」で販売。

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