スコットランドの強豪セルティックで活躍してきた日本代表FW前田大然。

昨シーズンは公式戦33ゴールと驚異的な得点数を記録した。

主戦場はウィングながら、今年1月に古橋亨梧が退団した後はセンターフォワードとしても起用された。

そうしたなか、『CIES』が興味深いデータを紹介していた。

世界47か国における最上位リーグで、ボールを保持していない状況で30分ごとのスプリントが最も多いFWのランキングだ(対象は昨シーズン1800分以上プレーした選手)。

そのランキングで1位だったのは、前田大然(13.89)。

圧巻のスピードを誇る前田は、Jリーグ時代から絶え間ないスプリントを繰り返す守備で相手DFたちの脅威になってきた。

『CIES』は「最もハードワークするFWたち」としており、前田は、ある意味で、世界で最もハードワークするFWの称号を得たようだ。

ただ、今シーズンの前田は、夏の移籍が破談になったことで、調子を落としている。日本代表としても重要な戦力だけに、早い復調を願うばかりだ。

ちなみに、2位はトッテナムFWドミニク・ソランケで12.51。

28歳のソランケは、186cmのストライカーで、日本アニメ好きとしても知られる選手だ。今シーズン、トッテナムに加入した高井幸大ともアニメの話で盛り上がったとか。

FWなのに守備での貢献度がハンパなかった世界のスター5人

なお、CIES(国際スポーツ研究センター)は、FIFAなどの共同事業として1995年に創設された機関だ。

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