今夏、J1のセレッソ大阪からオーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクに移籍した北野颯太。

彼はアタッキングセンスに溢れた21歳のアタッカーだ。セレッソ史上最年少となる16歳2ヵ月12日で公式戦デビューを果たした逸材でもある。

同じようにセレッソからザルツブルクに移籍した南野拓実(現モナコ)のような成長を辿ることができるのか注目されている。

その北野は26日に行われたオーストリア1部第11節オーストリア・ウィーン戦で圧巻のゴールを決めた。

前半8分、ゴール前でボールを拾うと一瞬の加速から相手GKの股を抜く低くて速いシュートを叩き込んだ。

オーストリア・ウィーンの公式サイトも「強烈な低い弾道シュート」と評するほどの一撃だった。

北野はチーム3点目の得点もアシストし、チームは3-0で勝利している。

現地紙『Kronen Zeitung』は、「ザルツブルクで最高の選手は、全得点に絡んだ北野。敵地で輝いた日本人は圧倒的だった!」として、北野をマン・オブ・ザ・マッチに選出していた。

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北野は今シーズンのリーグ戦9試合で3点目。なお、怪我からの復帰を目指しているザルツブルクの川村拓夢とチェイス・アンリは、この試合を欠場した。

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