2019年からスペインでプレーしてきた日本代表MF久保建英。

若くして世界的名門バルセロナに引き抜かれた後、日本に帰国し、18歳になると、再びスペインに渡った。

そうしたなか、スペイン語を流暢に操る久保の発言が現地で話題になっている。

このほど、久保の古巣であるヘタフェでトーゴ代表DFダコナム・ジャネがクラブ史上最多出場記録を樹立(久保は2021年1月から半年間だけヘタフェでプレー)。

2017年からヘタフェでプレーしてきたジャネが出場記録を更新すると、久保を含めて他チームの選手からお祝いのメッセージが送られた。

『Cadena SER』によれば、久保は「あなたがヘタフェ史上最多出場選手になったことを嬉しく思うよ。特にcabronだったダミアンを抜いたからね。これからもたくさん試合に出場してほしい」との言葉を送ったそう。

同紙は「愛情とユーモアを織り交ぜた久保の言葉」とも伝えていた。

また、『AS』は、「久保がジャネに送った祝福の言葉は、Xで50万回以上再生され、SNSで大きな反響を呼んでいる」と伝えているが、現在再生数は100万回を超えている。

cabronというのは、スペイン語で「ひどいやつ」という否定的な意味合いや、「タフなやつ」という肯定的な意味合いもある。

久保からそう評されたのは、DFダミアン・スアレス。ウルグアイ人らしく、アグレッシブさにボールに食らいつく闘争本能に溢れた選手だった。

彼は2015年から2024年までプレーしたヘタフェで通算295試合に出場。クラブ最多出場記録を持っていたが、それをジャネが抜いた。

久保はヘタフェでスアレスとともに12試合プレーしたことがあるほか、対戦経験もある。元同僚へのジョークを交えた表現だったようだ。

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なお、37歳になったスアレスは現在、母国のペニャロールでプレーしている。

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