ラシン・クラブ(アルゼンチン1部)DFマルコス・ロホが不運な一日を過ごした。
ラシン・クラブはコパ・リベルタドーレスの準決勝ファーストレグでブラジル1部のフラメンゴと対戦。アウェイの地で白星を挙げたかったが、スコアレスドローで迎えた後半43分に相手選手の放ったシュートがロホに当たり、ボールはそのままゴールインしてしまった。
0-1で劣勢に立たされたラシン・クラブ。何とかして同点に追いつきたかったが、またしてもロホがピンチを招いてしまう。
アディショナルタイムには、ハイボールをヘディングしようとジャンプしたロホの腕が味方DFサンティアゴ・ソサに直撃。
その場に倒れこんだソサは鼻から出血し、試合後に病院に搬送されると、上顎骨の骨折と診断された。
この負傷により、ソサは今月30日に行われるホームでのセカンドレグを欠場する見込みであり、クラブは同選手が12月まで戦列を離れる可能性があると懸念している。
試合後、ロホは「我々が望んでいた結果ではない」と悔しさを口にしつつも、逆転突破への意気込みを語った。『The Sun』が伝えた。
「ホルヘ・カラスカル選手(フラメンゴ)がシュートを放ち、それがチームメイトに当たって私の足に当たり、キーパーはそれを止めることができなかった。不公平な結果だったが、自分たちのファンの前で結果を覆すことができる」
35歳のロホは2014年にマンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)に移籍し、2021年に母国のボカ・ジュニオルス(アルゼンチン1部)へ加入するまで、公式戦122試合に出場した。アルゼンチン代表としても61試合に出場しており、今季より移籍したラシン・クラブではここまで公式戦6試合の出番を得ている。