「リトルなでしこ」ことU-17日本女子代表は22日、U-17女子ワールドカップのグループステージ第2節でザンビアと対戦し、2-0で勝利。最終節を前にグループステージ突破を決めた。
3-0で快勝した3日前のニュージーランド戦からスタメンを6人入れ替えた日本。その影響もあってか、フィジカルに優れるザンビアを相手にペースを握り切れず、前半はスコアレスで折り返す。
後半ももどかしい時間が続いたものの、69分、MF福島望愛(JFAアカデミー福島)のコーナーキックのこぼれ球に、MF須長穂乃果(日テレ・東京ヴェルディメニーナ)が右足を一閃。
この試合もアンカーを務めた17歳が豪快なボレーシュートを蹴り込み、日本が待望の先制点を手にする。
82分には、相手GKのコントロールミスから、途中出場のFW平七海(INAC神戸レオンチーナ)が倒され、PKをゲット。
このプレーでGKが退場し1人少なくなったザンビアに対し、日本は2大会連続出場の“10番”福島がPKを落ち着いて沈め、初戦に続く完封勝利で2連勝を飾っている。
この試合のプレーヤーオブザマッチ(POM)には須長が選出。ゴール以外にも中盤で大きな役割を果たした。
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早くもラウンド16進出を決めた日本。次戦は25日(土)、同じく2連勝のパラグアイとグループ1位の座をかけて対戦する。