スペイン1部リーグのレアル・ソシエダで在籍4年目を迎えた日本代表MF久保建英。

チームは昨シーズン11位に終わり、24歳になった久保はバイエルン・ミュンヘンへの移籍も噂されたが、残留した。

ただ、ソシエダは今シーズンも低迷しており、開幕9試合で1勝3分5敗の18位。セルヒオ・フランシスコ監督の解任も噂されている。

そうしたなか、『Fichajes.net』は、久保のイングランド・プレミアリーグ移籍説が再燃していると伝えた。

久保は今夏のプレシーズンにソシエダに補強の必要性を訴える発言をしていたが、チームの現状に失望しているという。

ソシエダは、環境を変えたいという久保の意向を内々に伝えられているそうで、アストン・ヴィラが、その状況を注視しているという。

昨シーズンのプレミアリーグで6位だったヴィラは、1874年創設の名門。チームを率いるのはスペイン人のウナイ・エメリ監督で、ビジャレアル時代に久保を指導したこともある。

ヴィラはダイナミックで経験豊富なウィングを求めており、冬の移籍市場で動きを本格化させる可能性もあるとのこと。

久保は転換期を迎えており、ソシエダは残留を説得するか、移籍に向き合うかの選択を求められるかもしれないようだ。

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ソシエダと久保との契約は2029年まである。来年のワールドカップまで半年となる今冬の移籍は考えにくいが、果たしてどうなるか。

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