10月15日から19日まで行われた大相撲のロンドン公演。
当地での開催は1991年以来のことで、歴史あるロイヤル・アルバート・ホールでの興行は大盛況だった。
日本相撲協会によれば、ロンドンでは力士たちと世界的強豪のサッカーチームとの交流もあったそう。
モンゴル出身の横綱である豊昇龍は、チェルシーの本拠地「スタンフォード・ブリッジ」を訪問すると、74代横綱にちなんで「74 HOSHORYU」のユニフォームをプレゼントされた。
また、佐田の海は、アーセナルの本拠地「エミレーツ・スタジアム」を訪れ、サプライズで「SADANOUMI 25」のユニフォームを贈呈された。佐田の海と仲良しだという湘南乃海のネームが入った同く25番入りのユニフォームも飾られている。
<大相撲ロンドン公演>
サプライズで「SADANOUMI 25」のユニフォームが贈られました。
同じく25番のユニフォームにはあの関取の名前も👀#sumo #相撲 #ロンドン公演 #london pic.twitter.com/Rjeh2uSskp
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) October 20, 2025
なお、アーセナルは稲本潤一、宮市亮、浅野拓磨、大野忍、近賀ゆかり、岩渕真奈、冨安健洋ら日本人を保有していたことがあるクラブ。
さらに、阿武松部屋のSNSによれば、モンゴル出身の阿武剋もロンドン公演を満喫したようで、「少1から6までサッカー少年だった阿武剋くん。ずっと大ファンだったチェルシーのスタジアムツアーに行ってはしゃぎすぎてエネルギー切れを起こし午後の予定キャンセルしてホテル戻りました」とのこと。
イングランドはサッカーの母国といわれるが、ロンドンはそのなかでも”メッカ“といえる。世界最高峰のイングランド・プレミアリーグには、チェルシーとアーセナルだけでなく、鎌田大地が所属するクリスタル・パレスや高井幸大が所属するトッテナムなどロンドンに本拠地を置くクラブが実に7つもある。