前田大然、旗手怜央、稲村隼翔、山田新の日本人4人が所属するスコットランドの強豪セルティック。
リーグ5連覇を目指すチームが得点力不足に苦しんでいる。
昨シーズンはリーグ38試合で112得点を奪うなど、これまでは国内で圧倒的強さと得点力を見せつけてきた。
だが、今シーズンはリーグ戦8試合で11得点と得点力が低下。CL予選やELも含めると、無得点の試合がすでに6つもある。
19日の8節ダンディーFC戦は、格下相手に0-2で屈辱的敗戦となった。
この試合はアウェイで行われたが、『BBC』によれば、一部セルティックファンがテニスボールやスーパーボールをピッチに投げ入れる抗議行動に出たため、試合が一時中断されるシーンがあったという。また、クラブ上層部に退任を求める横断幕も掲げられていた。
ブレンダン・ロジャーズ監督は、「我々は多くの攻撃力を失った。レースに出てホンダ・シビックのキーを渡されて、『フェラーリのように運転してほしい』と言われても、そんなことはできない。だから、何かが変わるまでは、解決策を見つけなければならない」と話していたそう。
現在のチームは攻撃力に欠けることを認めていたようだ。シビックとフェラーリについては、レースをする上での大衆向け車と高級車というような比較だろうか。
ダンディーFC戦では旗手が先発出場したものの、前田は負傷欠場。山田と稲村もメンバー外だった。