10月12日にレギュラーシーズンが閉幕したプレナスなでしこリーグ1部。

なでしこリーグ1部は、日本女子サッカー界の最上位にあるWEリーグに次ぐ、実質2部相当にあたる女子リーグだ(WEリーグとの間に昇格降格はない)。

そのなでしこリーグ1部の2025年シーズンで優勝を飾った朝日インテック・ラブリッジ名古屋は、19日に「サポーターに対する処分のお知らせ」との声明を発表した。

「この度、サポーター1名に関し、ホームゲーム会場での乱暴な行為、選手への過度な接触、セクハラ行為、ダイレクトメッセージでの選手に対する誹謗中傷の事実を確認いたしました。

弊クラブ内で協議、検討し、当該サポーター1名に対し、以下の処分を科しましたので、その旨お知らせいたします。

処分内容

1、ダイレクトメッセージ、メール、面会等の方法、場所のいかんを問わず、選手・スタッフへの無期限接触禁止

2、ホームゲーム会場、練習会場等弊クラブが管理する施設、会場への無期限立ち入り禁止

本件につきましては、なでしこリーグにも報告いたしました。

朝日インテック・ラブリッジ名古屋は、暴言、暴力その他の乱暴な行為、セクハラ行為、誹謗中傷行為、他者へのリスペクトを欠く行為を許容しません。

特に、選手・スタッフ・関係者の安全安心を脅かす行為に対しては、警察への通報も含めて断固たる措置を講じます。」

問題行為が確認されたサポーターに対して、選手・スタッフへの無期限接触禁止、試合会場への無期限立ち入り禁止処分を科し、リーグにもその旨を報告したとのこと。

ラブリッジ名古屋の代表である堀田崇氏は「処分を公表しました。本人が真摯に反省することを強く望みます。クラブとしても、今後同様の事象が起きないように十分に注意し、改善を図って参ります」とXに投稿している。

暴行、薬物、未払い…不祥事で解雇されたスター8人

ラブリッジ名古屋は、今シーズンの22試合で16勝3分3敗の勝点51という成績を収めていた(2位と10ポイント差)。

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