今シーズンもスタッド・ランスでプレーすることになった中村敬斗。
25歳の日本代表FWは、昨シーズンのフランス1部リーグで11ゴールと活躍を見せた。ただ、チームが2部降格となったために、移籍をめぐる騒動が勃発。
中村は練習にも参加しない状況が続いていたが、移籍市場がクローズになるとチームに戻った。その後は、2部リーグで圧巻の活躍を見せている。
日本代表にも呼び戻されると、今月14日のブラジル戦では値千金の同点ゴールを叩き込み、歴史的初勝利に貢献した。
中村はスタッド・ランスに戻ってからもその勢いを続け、17日の第10節ロデズ戦でもゴールを記録。
前半45分、左サイドでボールを受けると味方とのパス交換からファーサイドに鋭いシュートを叩き込んだ。
クラブ公式は「素晴らしい連携から、中村がサイドネットを揺らし、同点ゴールを決めた」、『Sport Club Reims』も「日本人は右足で美しいカーブをかけたシュートをゴールネットに突き刺した」と讃えていた。
ただ、スタッド・ランスは終盤に失点を喫し、2-2の引き分けに終わっている。なお、関根大輝は中村とともにフル出場した。