イタリア代表のジェンナーロ・ガットゥーゾ監督が代表監督としてのプレッシャーを語った。

今年6月よりイタリア代表監督に就任すると、不調だった同国を4連勝に導いたガットゥーゾ監督。FIFAワールドカップ2026欧州予選でもグループIで2位以上を確定させている。

しかし首位のノルウェー代表とは、勝点3差で得失点差16。11月には直接対決も控えるが、現実的には3月に行われるW杯欧州予選プレーオフの可能性が有力とされている。

そんな中、『フットボール・イタリア』や『ESPN』をはじめとする主要メディアが、ガットゥーゾ監督のコメントを紹介した。

指揮官は「目標を達成できれば自分の手柄にするが、そうでなければイタリアから遠く離れて暮らすことになる」と、3大会ぶりのW杯出場を目ざすプレッシャーを語った。

「私はもう少し遠くに住んでいるのに(スペインのマルベーリャ在住)、さらに遠くへ行くことになるだろう」

欧州予選も佳境を迎える中、ガットゥーゾ監督は「失点をするとチームは恐怖に駆られてしまう。プレッシャーがかかっているときは、気を抜いてはいけない。一貫性を保つ必要がある」と改善点を口にした。

2006年には選手としてW杯制覇を経験したガットゥーゾ監督は、母国の悲願を達成したいと心から願っている。

「私たちはこの道を歩み続けなければいけない。確かに、私たちは一生懸命働き、睡眠時間もほとんどない。それでも、勝利を収めたときの喜びは格別だ。だからこそ、この道を進む」

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その激しいプレースタイルと闘争心から“狂犬”と称されたガットゥーゾ監督。彼が率いるイタリア代表の今後に注目が集まる。

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