10月13日、大盛況のうちに幕を閉じた2025年大阪・関西万博。

J3のFC大阪は翌14日、万博の「ブラジルパビリオン」より、長年にわたり築いてきたブラジルとの国際交流活動が高く評価され、特別に「ブラジルパビリオン記念メダル」を授与されたと発表した。

「記念メダル」は、大阪・関西万博の閉会日となった10月13日に、クラブを代表して、石塚理奈クラブアンバサダーが受領。

サッカーを通じた国際連携および文化交流を推進してきたFC大阪の継続的な取り組みが、日伯両国の友好関係の深化、地域の国際化推進、そしてスポーツを基軸とした持続可能な社会づくりに寄与したと認められたものだという。

1996年の創設以来、『サッカーで大阪から世界へ』という理念のもと、スポーツを通じた国際的な文化交流を積極的に展開してきたFC大阪。

ブラジルの名門グレミオとのクラブ間提携をはじめ、リオグランデ・ド・スル州、サンパウロ州、リオデジャネイロ州など、各地の州政府・市当局・大学・サッカーアカデミーとの人的・技術的交流を長年にわたり継続。この提携を通じて、人材相互交流、サッカークリニックの開催、さらには文化・教育分野での国際プログラムなど、多岐にわたる交流が実現している。

大阪・関西万博は、FC大阪にとっても「大阪のプロサッカークラブとして、国際社会に向けて地域の魅力を発信する」絶好の機会になったとのこと。今回のVIP招待を契機とし、ブラジルパビリオンを中心に、環境・教育・文化・スポーツといった幅広い分野で新たな協働の展開を目指すことを明らかにしている。

特に、ブラジルが掲げる“サッカーを通じた社会変革”(Futebol e Transformação Social)の理念と、FC大阪が推進する「サッカーを通じた地域社会への貢献」のビジョンは深く共鳴しており、今後の国際連携においても重要なテーマとなる見込みだ。

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J3で現在4位につける好調のFC大阪。クラブ初のJ2昇格を目指し、次節は19日(日)、アスルクラロ沼津とアウェイで対戦する。

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