日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯は、出場国数がこれまでの32から48チームに増えた。
そうしたなか、アフリカ予選ではカーボベルデが史上初のW杯行きをつかみ取った。
グループDで首位に立っていたカーボベルデは、13日に行われたエスワティニとの最終戦に3-0で勝利。一方、2位カメルーンはアンゴラに0-0で引き分けた。
この結果、カーボベルデのW杯行きが確定。その瞬間、選手や監督は喜びを爆発させていた。
Apito final e o Estádio Nacional de Cabo Verde vai ao rubro 🤩🤩#sporttvportugal #QualificaçãoMundial2026 #CaboVerde pic.twitter.com/tcVbhvmW5a
— sport tv (@sporttvportugal) October 13, 2025
この日3点目のゴールを決めたDFストピラは37歳のベテラン。
『Record』は「カーボベルデは、初めてW杯出場権を獲得し、歴史に名を刻んだ。なんて素晴らしい瞬間…ストピラがゴール! 代表を引退していた37歳は監督から再び代表復帰を求められると、カーボベルデサッカー界にとって本当に特別な日にゴールを決めた。永遠に記憶に残る瞬間のひとつになるだろう」と伝えていた。
カーボベルデは大西洋に浮かぶアフリカ最西端の島国で人口は60万人ほど。『BBC』によれば、2018年W杯に出場したアイスランド(およそ人口40万人)に次いで、2番目に人口の少ないW杯出場国になるとのこと。
実はクリスティアーノ・ロナウドも父方の曾祖母がカーボベルデからの移民であり、8分の1カーボベルデの血を引いている。
なお、グループ2位に終わったカメルーンは、大陸間プレーオフ行きをかけたアフリカ予選プレーオフに出場する見込み(他グループの最終節次第で確定)。