U-20ワールドカップでの戦いが終わったU-20日本代表。

グループステージでは3連勝と強さを見せつけ、優勝候補にも挙げられていた。

フランスとの決勝トーナメント1回戦でも相手を圧倒したものの、延長戦終了直前にPKで痛恨の失点を喫し、0-1で敗戦。涙の敗退となった。

日本は4試合でわずか1失点、20歳のDF喜多壱也も存在感を放ったひとりだ。

喜多は身長189cmの大型センターバックで、左利きという特性も持つ。今大会ではキャプテンの市原吏音ともにセンターバックのコンビを組んだ。

喜多はこの夏にJ1の京都サンガからスペインのレアル・ソシエダに移籍し、ソシエダのリザーブチームであるサンセでプレーしている。

『AS』によれば、サンセのイオン・アンソテギ監督は、「喜多も戻ってきたし、質の高いDFが多ければ多いほど、勝利に近づき、いい結果を出すことができるだろう」と話していたそう。

スペイン2部リーグを戦うサンセは、18日に次節が控えている。アンソテギ監督は、喜多について課題はあるものの、素晴らしい選手と期待している。

U-20W杯で「10番」を背負った日本の天才10名

W杯敗退後に涙を見せていた喜多には、その悔しさをスペインでの戦いにぶつけてほしい。

【厳選Qoly】U-20日本代表、U-20W杯での活躍が「際立っていた」5名の選手