日本代表MF守田英正が所属するポルトガル1部スポルティングCPとキットサプライヤーのNikeは1日、乳がん啓発月間(ピンクリボン運動)に合わせた限定ユニフォームを発表した。

Sporting Nike 2025-26 “Pink October”

スポルティング 2025-26 Nike ピンク・オクトーバー

昨季に続き2年連続で発表となったピンクのユニフォーム。今季はホワイトを基調に、エンブレム、スポンサーロゴ、襟や袖といった各部のパーツをピンクで彩る。

濃いピンク一色だった昨季のユニフォームに比べれば、今作は優しさを感じる色使いが印象的。また、部分的にブラック使うことによって、全体を引き締めている。

このピンク・オクトーバーは、スポルティングが今季「7つ目」に発表したユニフォーム。レギュラーキットがフィフスまで5つあり、9月には6作目としてグリーンとホワイトが半々の特別ユニフォームを発表している。

なので、7つ目の今作に数字を当てはめるとすれば“セブンス”となるが、シーズン前半で既に7つもユニフォームを作るケースは珍しい。

10月は全世界で乳がんの早期発見・早期治療を啓発・推進する「ピンクリボン月間」。それを象徴するピンク色のリボンを背面に装着する。

サッカー界でも、この時期は乳がん蹴発活動に取り組むクラブが比較的多い。ピンクユニフォームは中南米のクラブチームが2000年代から積極的に取り組んでいるが、最近では欧州でも定着した感がある。

ちなみに、スポルティングの説明によると、ポルトガル国内では推定で女性の8人に1人が乳がんを患い、毎年約9,000件の新規症例が発生しているという。

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このピンクユニフォームは、現地時間5日に行われたブラガとのホームゲームで着用。守田も出場した試合は1-1の引き分けで終えている。

ピンク・オクトーバーユニフォームはスポルティングの公式オンラインストアで販売中。なお、10月中の当ユニフォームの売り上げから25%が、がんの予防・啓発を重点に活動する非営利団体(Liga Portuguesa contra o Cancro)に寄付される。

伝説の一着、クラシックなデザイン、ファンに愛された名作など。懐かしいサッカーユニフォームを「新品」と「古着」で販売。

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