日本代表の上田綺世と渡辺剛が所属するオランダの名門フェイエノールトが好調だ。
UEFAチャンピオンズリーグ予選では敗退したものの、リーグ戦では開幕8試合で7勝1分の無敗で首位に立っている。
そのなかで、加入3年目になる上田は得点ランキングトップとなる8ゴールを量産。新加入の渡辺もリーグ戦フル出場を続けるなど、すでに主力になりつつある。
そうしたなか、オランダの名物記者ヴァレンタイン・ドリーセンは、『De Telegraaf』でこんな話をしていたそう。
「(フェイエノールトのテクニカルディレクターである)デニス・テクルーセが渡辺を獲得したのはお見事だった。
この日本人選手は(この夏にアトレティコ・マドリーに移籍した)ダーヴィド・ハンツコの素晴らしい後継者になった。
上田は2シーズンを過ごしてきたロッテルダムでようやく居心地よさを感じられるようになったが、渡辺はその手助けもしてくれた。一方で、上田も渡辺の素早い適応を助けた」
2人は相互に好影響を与えていると現地で評価されているようだ。
27歳の上田と28歳の渡辺は同世代で、渡辺によれば、上田とはピッチ外でも一緒にいることが多いとか。
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また、ロビン・ファンペルシー監督も2人は一緒に買い物に行くほどの仲良しであり、渡辺の加入が上田の好調につながっていると語っている。
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