2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。
ただ、DFラインを中心に離脱者が相次ぐなかで行われた9月のメキシコ、アメリカ戦は1点も奪えずに、1分1敗という結果に終わった。
そうしたなか、サムライブルーの主力選手のひとりである鎌田大地は、『ABEMAスポーツタイム』でこう語っていた。
「攻撃の部分で(アジア)最終予選を戦っていた時とは全く違ったことをしなければいけないと思った。
自分たちでボールを持って、大事に崩していく部分もトライしていかなくてはいけないと思いますけど、上のレベルに行けば行くほど、0から100まで崩してゴールするのは、なかなか今の現代サッカーではない。
ボールを獲った後のカウンターの質や、できるだけ速く攻めるなど、もっと攻撃の部分で怖さを出していかないと。
(日本の武器は)組織力じゃないですかね。3バックで両ウィングバックに攻撃的な選手を置いていますけど、あれだけの守備をちゃんとチームとしてするような国はなかなかないと思いますし。
オフェンシブな選手もサボらずに、ひとりが行ったら、2人目がちゃんとカバーしてくれてたりだとか。見てるだけでは難しいと思いますけど、そういう部分は全然違うなと思いますね」
攻撃のオプションを増やす必要があるとしつつ、日本の組織力は世界有数と自負しているようだ。
今月、日本代表は天敵といえるブラジルと対戦する。これまでの対戦成績は2分11敗と一度も勝ったことがない相手だが、鎌田はこう意気込んでいた
「(ブラジル戦は)どれだけ自分たちがボールを保持しながら戦えるのかっていうのと、システムの部分。
3(バック)なのか4(バック)なのかで変わってくると思いますし、色々とトライしていかなければいけない部分が代表としてあると思う。
今までは、すごい格上な感じだったりとか、『ブラジルや』みたいな感じだと思いますけど、今の自分たちはそういう部分は一切なく戦えると思いますし、勝ちにこだわってやりたいなと」
ブラジル相手にも臆することなく戦える自信があるとのこと。
日本は10日にパラグアイ、そして、14日にブラジルと対戦する。
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