2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。

今月には同じくW杯出場を決めているブラジルを招待して、14日に味の素スタジアムで親善試合を戦う。

サッカーの王国であるブラジルだが、今回の南米予選では5位と苦しんだ。ただ、日本はブラジル相手に2分11敗といまだに1勝もできておらず、まさに天敵といえる存在。

そうしたなか、元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏がこの試合のスコアを予想していた。

現在44歳の闘莉王氏は、日系ブラジル人を父に持ち、高校時代に日本に留学した後、2003年に日本へ帰化。サムライブルーの一員として2010年W杯に出場した。

闘莉王氏は、DAZNの『もりちゃんずコロシアム』に出演すると、ブラジル戦についてこう語っていた。

「当たり前のように…ブラジルは応援しませんよ。僕は日本です。僕の心は日本です、間違いない。

僕は2-1で勝つと思います、日本が。今回は期待しています。

ブラジルはアンチェロッティ監督が来たんですけど、まだバタバタしているし、チームとしてまだ全然成り立っていない。今回、日本はめちゃくちゃチャンスだと思います。

(今回も負傷離脱で招集されなかった)ネイマールは怪我に苦しんでます。なかなかコンディションが上がってこないですね」

予選で低迷したブラジル代表は、今年5月に世界的指揮官であるイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督を招聘。

ただ、新体制ではまだ4試合しか戦っておらず、日本がセレソン相手に初勝利を掴むチャンスはあると見ているようだ。

なお、直近となる2022年の対戦は、ネイマールのPKによって、ブラジルが1-0で勝利している。

日本代表から最も多くのゴールを奪った6人の天敵選手

現在、闘莉王氏はブラジル在住。なんでも、Jリーグ時代は焼き鳥が好きすぎて、焼き鳥屋の近くに家を借りたほどで、ブラジル帰国後は、自ら焼き鳥屋を作ったとか。また、ブラジルでは味わえない本場日本の寿司なども恋しいようで、夢に出てくるほどだそう。

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