2023年からフランスのスタッド・ランスでプレーしてきた日本代表FW中村敬斗。

昨シーズンは1部リーグで11ゴールと活躍を見せたが、チームが2部リーグに降格したことで難しい状況に陥った。

体調不良を理由に今夏の日本ツアーを欠場。移籍を志願するも残留を願うクラブと対立状態に陥り、練習にも参加しない状況が続いていた。

その後、移籍市場がクローズになるとチームに復帰。23日のクレルモン戦で今シーズン初めて先発起用されると1ゴール1アシストとさすがの活躍を見せた。

そして、4日の第9節グルノーブル戦でも鮮やかなゴールを決めてみせた。

前半35分、カウンターからフリーでゴールに突き進むと、ペナルティエリア内で相手DFをかわしつつ、左足のシュートを叩き込んだ。

『France Bleu』は「中村は、ハーフウェーラインからペナルティエリアへ駆け上がり、魔法のようなドリブルで2人のディフェンダーを抜き去る。そして、左足でシュート。芸術的なゴールだ」と絶賛していた。

ただ、チームは2-4で敗れ、痛恨の敗戦を喫している(関根大輝はベンチ入りも出場なし)。

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『Sport Club Reims』は「スタッド・ランスは組織されたグルノーブル相手に試合を支配しながらも、リアリズムの教訓を受けた。中村の輝きにもかかわらず、チームはミスで高い代償を支払った」と指摘していた。

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