プレミアリーグ・ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、今季ここまでリーグ戦6試合すべてに出場し、チームの主力として起用されている。

一方で、以前に比べ目立った活躍が少ないことから、一部では低調を指摘する声も上がっている。

ブライトンの地元紙『The Argus』は4日、三笘のコンディションについて記事を掲載。

直近のリーグ戦2試合はこれまでの水準を下回るパフォーマンスだったと指摘し、本来の調子ではないと報じた。

しかし、ファビアン・ヒュルツェラー監督は三笘の低調を楽観的に捉えているようだ。

ヒュルツェラー監督は、三笘のコンディションについて「ある試合をきっかけに調子が戻り、全てが少しずつ良くなっていくでしょう」と語ったという。

また、同監督は不調の要因についても言及。

「三笘は左SBのペルビス・エストゥピニャンと長くコンビを組み、お互いの動きやプレースタイルを熟知していました。しかし今は、マキシム・デ・カイペルやフェルディ・カドゥオールなど新しい選手が加わったことで連携を再構築する必要があります。繋がりを取り戻せば、三笘も元の調子に戻るでしょう」と述べた。

ヒュルツェラー監督は、左SBでプレーする新たな選手との連携が深まれば、より良いパフォーマンスが期待できると考えているようだ。

10月の日本代表活動では招集を見送られた三笘。

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チームで再び以前のような活躍を取り戻せるか注目が集まる。

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