ドイツ・ブンデスリーガのヴェルダー・ブレーメンでプレーしているU-21ドイツ代表GK長田澪(ミオ・バックハウス)に対し、日本サッカー協会が代表入りを要請しているという。

現在肩の怪我によって離脱しているものの、今シーズンはブレーメンで正ゴールキーパーのポジションを獲得するなど成長を遂げている長田澪。

ドイツのメンヘングラードバッハで生まれたものの、その後母親の出身地である日本へと移住し、14歳で再び生まれ故郷へと戻ったという経歴を持っており、U-15の日本代表に招集された経験もある。

現在はドイツを選択しているものの、まだフル代表でのプレー経験はないため、日本を選ぶ権利は残っている。

『Bild』によれば、現在日本サッカー協会は長田澪に対してかなり熱心に誘いを送っているとのことで、代表団が直接ブレーメンのクラブハウスを訪問していたとのこと。

ブレーメンのサッカー部門の責任者であるペーター・ニーマイヤー氏は、日本サッカー協会の訪問について以下のように答えていたという。

「日本の代表者は、選手の雰囲気や状況を掴むために定期的にヨーロッパのクラブを訪問しているのだ。今回もまさにそのようなものだった」

2023年2月には森保一監督も長田澪と連絡を取り、ブレーメンで直接会っていたとも伝えられている。

帰化して日本代表になった7名

記事では「ドイツ代表ならタイトルを獲得する可能性は高いが、日本代表に選ばれる方がはるかに容易であるし、2026年ワールドカップに出られるかもしれない」と書かれており、現地でも彼の選択が注目を集めているようだ。

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