古橋亨梧、藤本寛也、岩田智輝が所属しているイングランド2部のバーミンガム・シティは、火曜日にシェフィールド・ウェンズデイと対戦し、2-2のスコアで引き分けた。
この試合では終盤までリードを許す苦しい展開ながらも、後半アディショナルタイム9分というタイミングでデマレイ・グレイが今季初ゴールを決め、同点に追いつくことに成功。
バーミンガムは昨季から続いて本拠地であるセント・アンドリュースで圧倒的な勝負強さを見せており、これで連続無敗記録を29試合に伸ばしている。
ヒーローとなったデマレイ・グレイは、バーミンガムの下部組織で育ったジャマイカ代表選手で、レスター・シティやレヴァークーゼン、エヴァートンなどでプレーしたあと、今季9年ぶりに古巣へと復帰してきたウインガー。
『BBC』によれば、バーミンガムのクリス・デイヴィス監督はグレイについて以下のように話していたそう。
「グレイには『君は大物契約だ』と伝えたよ。我々が君と契約したのは、ともに素晴らしい瞬間を味わうためだ、と。そして、これがその素晴らしい瞬間だったんだとね。
我々はまだホームで無敗を続けている。それは私にとって大きな意味を持っている。なぜならば、このスタジアムが我々にとっての要塞になってくれているからだ。
グレイの素晴らしいところは、やるべき仕事を与えれば、それを必ずこなしてくれることだ。チームのためにひたすら走り続けて、ボールを持つたびに危険な存在になっていく」
また、未だカップ戦での1ゴールのみとなっている日本代表FW古橋亨梧については、以下のように話していたという。
「亨梧は素晴らしいポジショニングをすることができる。シュートが1本入ったら、そこから一気に自信が高まるだろう。
彼が持つエネルギー、彼が見せる動き方や走り方をとても気に入っている。ここから努力を続けていくだけだ。最初のゴールが決まれば、それから大きく羽ばたくことになるだろう」
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リーグでは8試合に出場して0ゴールと不発に終わっている古橋であるが、監督は彼の動き方に高い評価を与えており、今後の活躍を信じているようだ。
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