フランスの伝説的選手ジネディーヌ・ジダン氏の息子ルカ・ジダンが、ワールドカップ予選に臨むアルジェリア代表に初招集された。

現役時代にユヴェントスやレアル・マドリーで数々のタイトルを獲得し、フランス代表を1998年ワールドカップ優勝に導いたジダン氏。

その息子であるルカ・ジダンは、父の古巣レアル・マドリーの下部組織出身のGKで、2017年にレアル・マドリーのトップチームに昇格し、公式戦2試合に出場した経験を持つ。

その後はラシン・サンタンデール、ラージョ・バジェカーノ、エイバルを経て、昨季からスペイン2部のグラナダでプレーしている。

今季はここまでグラナダの正守護神として公式戦6試合に出場しており、祖父母の祖国であるアルジェリア代表が同選手のパフォーマンスを高く評価。各年代別のフランス代表に選出されてきたルカ・ジダンだが、10月のインターナショナルブレイクでアルジェリア代表に招集されることが決定した。

ルカ・ジダンを初招集したアルジェリア代表は、アル・アハリ・ジェッダFWリヤド・マフレズの他、日本代表FW上田綺世、DF渡辺剛とチームメイトのFWアニス・ハジ・ムーサや、日本代表MF堂安律とチームメイトのMFファレス・シャイビらが選ばれている。

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現在アルジェリア代表はワールドカップアフリカ予選のグループGで首位に立っており、現地時間9日にアウェイでソマリアと、14日にホームでウガンダと対戦する。

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