昨シーズンからリーズでプレーする日本代表MF田中碧。
加入1年目はイングランド2部リーグ優勝に大きく貢献する活躍を見せ、リーグの年間ベストイレブンにも選出された。
今シーズンからは世界最高峰のプレミアリーグを戦うことになったが、ある部分が現地で心配されているようだ。
田中はエヴァートンとの開幕戦にフル出場して1-0の勝利に貢献したが、第2節アーセナル戦で膝内側側副靭帯を負傷。
2試合欠場後は控えになっており、第5節ウォルヴァーハンプトン戦では7分、第6節ボーンマス戦はわずか3分のプレーだった。しかも、ボーンマス戦では本職ではない右サイドで起用された。
そうしたなか、現地ジャーナリストのグレアム・スミスは、『The Square Ball Podcast』でこんな指摘をしていたそう。
「田中について懸念していたのは、プレミアリーグのフィジカル。
昨シーズン終盤に何度か倒されることがあり、(よりレベルが高い)プレミアリーグの最も優れたアスリートたち相手に少し心配だった」
田中のフィジカル面を憂慮しているとのこと。
なお、プレミアリーグ公式スタッツでは、田中は157分(計4試合)のプレーでデュエル勝利数が3回。
代役といえるMFショーン・ロングスタッフは、386分(6試合)でデュエル勝利数31回、空中戦勝利数5回を記録している。
ただ、『fbref』によると、田中は昨シーズンのリーズでの空中戦勝率は62.5%だったそう(64回中40回勝利)。
リーズは週末にトッテナムとのホームゲームが控えている。
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