オランダの名門フェイエノールトでプレーする日本代表FW上田綺世が好調だ。
エールディヴィジ開幕7試合で6ゴールを叩き出し、得点ランクトップに立っている。
ロビン・ファンペルシー監督は、上田ら主力を24日のELブラガ戦で温存させたが、その試合に0-1で敗れたことが物議を醸した。
ただ、上田は休養明けの28日に行われたフローニンゲン戦で決勝ゴールとなるヘディングシュートを叩き込み、チームを勝利に導いた。
ファンペルシー監督をめぐる上田の采配は現地でも賛否が分かれているようで、ユーリ・ムルダーとヤン・ムルダーの元オランダ代表親子は、『Rondo』でこう話していたそう。
息子ユーリ「結局、ファンペルシーが正しかった。上田はフレッシュだったからね。ファンペルシーはブラガ戦で彼を温存した。上田はゆっくりできたし、そしてゴールも決めた」
父ヤン「ファンペルシーは上田に少し疑念を抱いていたのかと思った。ただ、ファンペルシーの主張はナンセンスだ。(上田のシュートを)フローニンゲンGKはセーブできたかもしれない」
息子ユーリ「最近まで彼(上田)は代表戦で世界を飛び回ってもいた。たまには他の選手を起用するのもいいかもしれない。(ブラガ戦のように)7人も入れ替える必要はないがね」
父ヤン「それが理由で上田がヘディングシュートで決めたのか?たとえ疲れ果てていてもヘディングはできる」
80歳のヤンはアンデルレヒトとアヤックスでプレーした元代表FWで、56歳の息子ユーリはトゥウェンテとシャルケでプレーした元代表FW。
なお、オランダのレジェンドであるマルコ・ファンバステンは「人数の問題。7人も入れ替えるのはやりすぎ」と述べていたという。
フェイエノールトは10月2日にELアストン・ヴィラ戦を戦う。
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