三笘薫が所属するブライトンは、27日に行われたプレミアリーグ第6節チェルシー戦に3-1で勝利した。
チェルシーは今夏のFIFAクラブW杯で優勝した強豪だが、三笘は昨シーズンの対戦で圧巻の2ゴールを決めており、この日も活躍が期待されていた。
三笘は直接ゴールに絡まなかったものの、『BBC』は「三笘は試合の大きなターニングポイントとなる重要な役割を担った。相手MFからボールを奪うと、味方選手に対する相手DFトレヴォー・チャロバーのタックルを誘発したのだ。VARの長い確認の末、チャロバーは退場になった」と伝えていた。
チェルシーDFチャロバーは後半8分に一発退場になったが、そのきっかけを作ったのは三笘だったとのこと。
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督は「自分たちのミスで10人になってしまい、残念ながら試合の流れが変わってしまった」、チェルシーDFヨレル・ハトも「40分間、10人対11人で戦うのは大変」とこぼしていた。
ただ、『Sussex Express』は「前半は右サイドから攻撃が展開され、両ウィンガーのうちヤンクバ・ミンテの方が活発だった。三笘は後半も目立った活躍はなく、ダニー・ウェルベックと交代。この交代は非常に効果的だった」として、この日の三笘に5点というやや低い評価を与えている。
34歳のベテランFWウェルベックは、交代後に2ゴールを決める活躍を見せ、ファビアン・ヒュルツェラー監督は「彼はいつもそこにいてくれる。素晴らしいリーダーであり、チームと自身のために尽くしてくれた」と讃えていた。
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