25日、FIFAがオフィシャルサイトで公表している補強禁止クラブの一覧にヴァンフォーレ甲府の名前が入ったことが大きな話題となった。
その内容を受け、ヴァンフォーレ甲府が公式サイトで声明を発表。補強禁止処分の通達があったことは事実であると認めた上、早期解決に向けて動いていると表明した。
「本件につきましては、2022年8月1日~2023年12月31日までトンベンセFC(ブラジル)から期限付き移籍にて弊クラブに所属しておりましたジェトゥリオ選手の移籍金について、当該クラブとの間で支払いに関して、齟齬が生じておりました。
ヴァンフォーレ甲府としては、これまでクラブ側の代理人を通じて、トンベンセFCとの間で交渉等を重ねて参りましたが、双方合意には至らなかったことが今回のFIFAからの通達に繋がりました。
ヴァンフォーレ甲府と致しましては、この様な問題が報じられ、クラブに関わる全ての皆様方に多大なるご心配とご迷惑をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。
クラブと致しましては、引き続き、本件の早期解決に向けて、トンベンセFCと調整を図って参りますので、ご理解を賜りたくお願い申し上げます」
ジェトゥリオは2022年の夏にトンベンセから期限付き移籍の形でヴァンフォーレ甲府に加入し、2023年のシーズンを終えて退団するまで公式戦33試合に出場して3ゴールを決めていた。
詳しい状況については明らかにされていないものの、その取引の中で発生した移籍金(※期限付き移籍のため、正確には手数料である可能性も)について両クラブの間で意見の相違があり、今回FIFAの処分対象となってしまったようだ。
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