レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英。
19日のベティス戦に先発するも後半21分で交代となり、1-3で敗れたチームは、開幕5試合で2分3敗といまだ勝利がない。
そのなかで、現地では久保が万全の状態ではないと不安視されているようだ。
久保は今月6日に行われたメキシコとの代表戦で足を痛めるようなシーンがあり、9日のアメリカ戦ではプレーせず。ソシエダに戻った後の13日に行われたレアル・マドリー戦も25分ほどのプレーに留まった。
そうしたなか、『Mundo Deportivo』は、久保は先発に復帰したものの、足首に不安を抱えていると伝えている。
「日本人ウィンガーはいいプレーができず、フィジカル面でも万全の状態ではない兆候を見せた。ベティス戦では、まだ100%の状態ではないことを露呈した。
久保は試合開始時に足首に目立つ包帯を巻いており、代表から戻ってきて以降、捻挫を抱えていたことが伺える。
それがパフォーマンスに大きく影響した。相手SBの攻略に苦戦し、機動力も明らかに制限されていたのだ。動きの自由度が低く、爆発力も低下していたことが、彼のプレーだけでなく、サイドからチャンスを生み出すチーム力にも影響を及ぼした。
攻撃に貢献しようとはしたものの、足首の怪我のせいで、武器であるスピードやドリブルを発揮することができなかった。
パフォーマンス評価以上に懸念されるのは、足首の状態だ。順調に回復しているものの、ベストなパフォーマンスを見せられていない。
今週はローテーションを組むことになりそうだ。この足首の状態では、長時間プレーすることは許されないだろう」
ソシエダは24日に浅野拓磨が所属するマジョルカ戦、28日にはバルセロナとの対戦が控えている。
足首が万全ではない久保のプレータイムは制限されることになるかもしれない。
【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」