前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人4選手が所属するスコットランドの強豪セルティック。
27歳の日本代表FW前田は、昨シーズン公式戦33ゴールと大活躍を見せ、リーグ4連覇に大きく貢献した。
この夏にはステップアップ移籍を希望していた前田だが、セルティック側が放出を拒んだために残留することになった。
そのセルティックは、今夏の移籍市場でアントワープからミシェル=アンジェ・バリクウィシャを獲得。
24歳の彼は、前田と同じように左サイドを主戦場とするウィンガーだが、14日のキルマーノック戦では右サイドで起用された。
『BBC』によれば、セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、バリクウィシャについてこう述べたそう。
「彼は左サイドの選手だ。本当に技術的に恵まれているし、素晴らしいサッカーの才能がある。
ベストポジションは左サイドだが、他のポジションでもプレーしている。以前は右サイドでプレーしていたし、10番や8番の位置でもプレーしたことがある。つまり、前線全体でのプレー経験がある。
右サイドでのプレーが見たかった。ただ、彼のベストポジションは間違いなく左サイドだ。
我々は大然がいなくなると考えていた。だから、補強をする必要があった。右サイドでは期待していた選手を獲得できなかった。だから彼(バリクウィシャ)を試してみたかったんだ。
今は把握をしている段階だ、新しい選手が加入したばかりだからね。でも、彼が左サイドの方がはるかにしっくりくるのは間違いない」
前田の退団を想定して、バリクウィシャを補強していたという。ただ、それなら前田を放出することもできたはずではないのか。
なお、バリクウィシャがセルティックに移籍したのは8月28日だった。
【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」