ブラジルが誇る至宝ネイマールは、今年で33歳になった。
2023年夏にフランスのPSGからサウジアラビアのアル・ヒラルへ電撃移籍した際は世界を驚かせた。
ネイマールがPSGを退団した背景には、ルイス・エンリケ監督からの非情宣告があったようだ。
2人はバルセロナ時代にも選手・監督として一緒に戦った間柄。
ただ、2023年夏にPSGの監督に就任したルイス・エンリケは、ネイマールに対して面と向かってある言葉をぶつけたそう。
PSGの戦略アドバイザーであるルイス・カンポスが、『RMC』の番組でこう明かした。
「ルイス・カンポスはネイマールに向き合うと、『君は退団するほうがいい』と告げた。面と向かって伝えた。なぜなら、サッカーに対する考え方が違うからだ。
彼(ルイス・エンリケ)はチームプレーを信奉している。試合に出場する選手は、その週のトレーニングで全力を尽くした選手だと考えている。それが彼の求めるものであり、我々は彼にそれを与えた」
選手に厳しい要求を行う熱血漢でもあるルイス・エンリケ監督は、自分のサッカーに合わないネイマールに対して、直接移籍を勧める発言をしていたという。
ネイマールは今年1月にアル・ヒラルとの契約を解除して、古巣サントスに移籍している。