J2のV・ファーレン長崎は16日、ブラジル人DFエドゥアルドが左大腿二頭筋長頭肉離れと診断されたことを発表した。
8年ぶりのJ1復帰を目指す、昨季3位の長崎。開幕から新スタジアムで戦う今季は昇格が至上命題だったが、7節から13節にかけて7試合連続未勝利(3分4敗)を記録するなど一時は10位に低迷してしまう。
クラブは前半戦が終了した直後の6月16日、下平隆宏監督との契約解除を決断。代表取締役兼C.R.Oを務める高木琢也氏が監督に就任した。
すると、チームは勝負強さを取り戻し、以降8勝2分と無敗。週末の13日には、RB大宮アルディージャとの上位対決を2-1で制し、ついに自動昇格圏の2位へ浮上した。
32歳のエドゥアルドはそうした中で今季ここまで12試合1ゴールを記録してきたが、無念の負傷離脱。ただ、以下のようなコメントを残し、ファン・サポーターを鼓舞した。
「ファン・サポーターの皆さん、こんにちは。先日、トレーニング中に筋⾁を負傷してしまいました。できる限り早く、ピッチに戻ってプレーができるように最善を尽くしてリハビリに励んでいます。
そして今は、チームとしてJ1昇格という⽬標に集中する必要があります。⼀時的に、離脱しますがチームを全⼒でサポートしていきます!⼀緒にこれからも頑張っていきましょう!」
DFで唯一人の外国人選手であるエドゥアルドの負傷離脱は痛いものの、チームには他に6人の外国人選手が在籍。特に、10番のマテウス・ジェズスは8月度の「明治安田Jリーグ KONAMI月間MVP」を受賞するなど乗りに乗っている。
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今後の戦いぶりに注目が集まる長崎は今週末、20日(土)に19位のカターレ富山とホームで対戦する。