強豪バルセロナでプレーするポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ。

37歳になった世界的ストライカーは、怪我から戻ってくると14日のバレンシア戦で途中出場から2ゴールを叩き出した。昨シーズンは42ゴールを記録するなどその得点力は健在だ。

そうしたなか、レヴァンドフスキは、『AS』のインタビューでこんな話をしていた。

「(ベラランとして新世代の選手と接するのは)大きな挑戦だったと言わざるを得ない。私は世代が異なるため、彼らから最大限を引き出す方法を学ばねばならなかった。

自分はサッカー界に40年身を置いてきたが、彼ら(若手選手)は私の世代どころか、自分が駆け出しだった前世代と比較すると全く異なる。

昔は叱ることがモチベーションを高める手段だった。だが今の世代に怒鳴り過ぎると違う反応になる。彼らは相手が間違っていることを証明してやろうと反発してこない。

(だから)今は別の方法で説明しなければならない。たくさん話さなければならない。彼らは怒鳴られるのを嫌う。今はサッカーのメンタル面にさらに焦点を当てる必要がある。

これは選手だけでなく、人間として、この世代についてだ。自分はそれに抗うつもりはなく、学ぶ必要があった。

(すでに世界的スターである18歳のラミン・ヤマルの課題は)3年後、いやそれ以上先までハングリーさを保ち続けること。

本人のせいではないけれど、周囲の期待やSNSの存在のなかで、遊び場でプレーするような感覚を維持するのは難しい。

試合数が膨大で、インテンシティも高い。16歳にして最高レベルでやり始めて、20年間もプレーし続けられるとは考えにくい」

レヴァンドフスキは、バルサ最年長選手で、ヤマルやパウ・クバルシら18歳の若手とはおよそ20歳の年齢差がある。

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今の選手は叱られたことをモチベーションにするタイプではないため、接し方を変えたようだ。

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