バルセロナは10日、今週末の9月14日(日)に開催するラ・リーガ第4節バレンシアとのホームゲームに関して、Spotifyカンプ・ノウでの開催を見送ることを発表した。

2023年6月からホームスタジアムであるカンプ・ノウの全面改修工事を行っているバルサ。まだ工事は続いているものの、今季から収容人数を減らした形で暫定オープンし、試合を開催する予定となっていた。

ところが、カンプ・ノウで試合を行うために必要な行政許可の取得がバレンシア戦までに間に合わず、クラブは最終的に開催を断念。練習場のある「シウタ・エスポルティバ・ジョアン・ガンペール」内のエスタディ・ヨハン・クライフで試合を開催することを緊急決定した。

ラ・リーガ開幕から3試合連続でアウェイを戦っていたチームにとっては、待望のホームゲームとなるはずだったが、まさかの事態に…。

エスタディ・ヨハン・クライフ

女子チームなどが使用しているエスタディ・ヨハン・クライフは、収容人数がわずか6,000人。試合の運営およびチケット販売に関する詳細は改めて発表されるという。

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バルサはカンプ・ノウでの試合開催に必要な行政許可の取得に関して「鋭意作業を進めている」とのこと。来週からはUEFAチャンピオンズリーグも始まるため(初戦は幸いニューカッスルとのアウェイ戦)、手続きの完了が急がれる。

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