8日、J1浦和レッズは、元日本代表MF原口元気がベルギー2部のベールスホットに完全移籍すると発表した。

34歳の原口は、浦和でプロになると、2014年から2024年までドイツで活躍。昨年9月に古巣である浦和に復帰するも、今シーズンは控えという立場になっていた。

原口は所属エージェントのUDN SPORTSを通じて、このようなコメントを発表した。

「ヨーロッパに戻って来られてとても嬉しいし、ベールショット(ベールスホット)で最初の試合をプレーするのが本当に楽しみです。

このクラブはエネルギーに満ちあふれており、それが将来、指導者としてのキャリアを最適化していく上で必ず自分に大きな学びを与えてくれるはずです。一緒に素晴らしいものを築いていきましょう」

一方、ベールスホットのスポーツディレクターであるムラト・アキンも「原口は日本サッカー界のビッグネーム。彼が我々のプロジェクトを信じてくれたことをとても誇りに思うし、チームに大きな価値をもたらしてくれると確信している。彼はゴールへの道筋を熟知したMFだ」と期待している。

かつて鈴木武蔵(現横浜FC)もプレーしたベールスホットは、昨シーズンのベルギー1部リーグで最下位となり2部へ降格した。

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サウジアラビアのアブドラ王子の持ち株会社「United World」がクラブを保有しているが、日本人グループがクラブを買収する可能性が現地で報じられている。

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