日本代表が世界最速で予選を突破した2026年W杯は、アメリカ・メキシコ・カナダの共催で開催される。

そうしたなか、アメリカ代表は6日に行われた韓国戦に0-2で敗戦。9日の日本戦に向けて懸念が広がっているようだ。

元アメリカ代表スチュアート・ホールデンは、『State of the Union』でこう指摘していたそう。

「ボールへのプレッシャーが全くなく、ラインがバラバラだった。

事実は、またしても我々はゴールを決められなかったということ。そして、またも、トップ25の相手に勝てなかった。

W杯で上位進出を果たすには、トップクラスの相手に勝ち始める必要がある。今のシステムでそれは無理だ。監督自身も、今が実験の最後のチャンスだと言っている…フォーメーションが問題の一因なのかもしれない。

(5バックにすれば)前線の選手にかかる守備のプレッシャーがいくらか軽減される。

ポチェッティーノ監督は今こそ思考を切り替えて、『強豪相手には勝てないが、失点を防ぐ必要がある』と認識すべきだ」

マウリシオ・ポチェッティーノ監督就任以降のアメリカは、FIFAランキング上位30位以内の相手との対戦で1勝7敗と大きく負け越している。

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そのポチェッティーノ監督は、初陣に3-4-3システムで臨んで以降は一貫して4バックを採用してきた。ただ、ホールデンは、まず守備を整えるためにも5バックへの変更を提言していたようだ。

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