2026年W杯予選を世界最速で突破した日本代表。今月にはW杯開催国であるアメリカに遠征して、メキシコ、アメリカとの連戦を戦う。

韓国もW杯出場を決めており、今月には同じようにアメリカ、メキシコと対戦する。

そうしたなか、日本時間7日にニュージャージー州ハリソンにあるレッドブル・アリーナでアメリカ対韓国の親善試合が行われた。

前半18分、裏に抜け出したソン・フンミンが角度のないところから左足のゴールを叩き込み、アウェイの韓国が先制。さらに、前半43分にはソン・フンミンがワンツーでゴール前を崩すと、こぼれたボールをイ・ドンギョンが押し込み追加点を奪う。後半途中には韓国初のドイツ系選手イェンス・カストロプがデビューを飾っている。

ボール保持率(53%対46%)もシュート数(17本対5本)でもアメリカが上回ったものの、韓国が2-0で勝利する結果となった。

『ESPN』は「アメリカ代表は、主力選手数名を欠きながらもゴールドカップでは決勝進出と前進の兆しを見せていた。しかし、この敗戦は、W杯開幕戦まで9ヶ月強という厳しい状況下で、チームの準備状況に再び疑問を投げかけることになるだろう。またもアメリカはまるでアウェイゲームのような大観衆に遭遇した。MLSニューヨーク・レッドブルズの本拠地で、2万6500人のファンのほとんどが韓国を応援していたのだ。アメリカの守備陣は序盤、韓国にあっさりと切り裂かれた」と指摘していた。

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アメリカは現地時間9日にオハイオ州コロンバスで日本と対戦する。

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