ワールドカップ予選を世界最速で突破し、今月はアメリカ遠征に臨んでいるサッカー日本代表。
来年のワールドカップが開催されるアメリカの地で、大会のホスト国を務めるメキシコ、アメリカと親善試合を行う。
6日のメキシコ戦が行われる会場は、オークランド・コロシアム。カリフォルニア州オークランドにある最大6万人収容の多目的スタジアムだ。
野球場としては、MLBアスレチックスのホームとして有名。
大谷翔平もエンゼルスとドジャースにおいてこのスタジアムでプレーしたことがあり、2023年4月1日にはアスレチックスに加入した藤浪晋太郎のMLBデビュー戦で対戦。2打数1安打1打点を記録している。
また、オークランド・コロシアムは2019年まで、NFLレイダースのホームでもあった。
当時はアスレチックスとレイダースが共同で使用。スタンドが可動式になっており、シーズン中はそれぞれの競技への転換がたびたび行われていた。
しかし、レイダースが2020年に開場したラスベガスのアレジアント・スタジアムへ移転すると、アスレチックスも2024年を最後にオークランドを離れ、現在はウェストサクラメントのサター・ヘルス・パークを間借り中。2028年からはこちらもラスベガスの新スタジアムへ移転することが決まっている。
今週からNFLが開幕し、MLBもシーズン終盤を迎えている現在だが、主のいなくなったオークランド・コロシアムはかなり寂しい状況…。その中で開催される日本代表とメキシコ代表の一戦となる。
チケットはほぼ完売とのことで、メキシコサポーターが大挙して来場する模様。森保一監督率いる日本代表にとっては、ワールドカップ本番を見据えた環境の中で戦うことができそうだ。
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日本とメキシコの一戦は、日本時間7日(日)11時にキックオフされる。
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