今なお世界最高クラスのサッカー選手として名を馳せるクリスティアーノ・ロナウド。40代になっても高いパフォーマンスを見せ続けており、サウジアラビア移籍後もポルトガル代表で活躍している。
長年世界を引っ張ってきた彼の「後継者」と評価された選手はたくさんいたが、結局ロナウドを超えられた人物は一人もいなかった。今回は『Planet Football』から「一瞬だけNEXTロナウドと呼ばれた選手たち」をご紹介する。
アシュリー・ヤング
ワトフォードを経て加入したアストン・ヴィラで活躍し、プレミアリーグ屈指の「点が取れるウインガー」として大ブレイクしたアシュリー・ヤング。
当時ヴィラで監督を務めていたマーティン・オニールは「彼は本当に一流だ。私の意見では、ヤングはメッシやロナウドと同じカテゴリーに入る選手だ。本当に並外れた選手だ」と語り、その才能を絶賛した。
ヤングはその後マンチェスター・ユナイテッドに入って長くキャリアを重ねたが、クリスティアーノ・ロナウドのようにバロンドールの候補リストに入るような選手ではなかった。
アドナン・ヤヌザイ
マンチェスター・ユナイテッドで香川真司のライバルであったアドナン・ヤヌザイ。アカデミーから上がってきた10代の頃、デイヴィッド・モイーズ監督からチャンスを与えられて輝かしい才能を見せつけた。
彼を見たOBのクイントン・フォーチュンは『Mirror』に対して「彼は強い信念と自信を持っている。若い選手にはなかなか見られないものだ。加入したころのクリスティアーノ・ロナウドを思い出させるし、同じメンタリティを持つタイプだ」と評論した。
ただ、ヤヌザイのピークはこのデビュー時だった。それから徐々にパフォーマンスを落とし、30歳になった今季まであまり目立った活躍を見せていない。