三笘薫が所属するブライトンは、8月31日に行われたプレミアリーグ第3節で強豪マンチェスター・シティを2-1で下した。
39歳のジェームズ・ミルナーは、後半に古巣相手にPKを決めて、チームに同点ゴールをもたらしている。
彼は得点後に故ディオゴ・ジョタのゴールセレブレーションを見せていた。
リヴァプールに所属していたポルトガル代表FWジョタは、今年7月に交通事故によって28歳の若さで死去。
2023年まで所属したリヴァプールでジョタとチームメイトだったミルナーは、試合後にこう話していた。
「(彼に起きたことは)恐ろしいものだった。彼は素晴らしい男、素晴らしいチームメイトだった。自分はその両面を愛していた。
(リーグ戦では)6年間ゴールしていなかったけれど、彼の背番号を背負っていたからね。偉大な男が助けてくれたのは間違いない」
リヴァプールは亡くなったジョタがつけていた背番号20を永久欠番にしたが、ミルナーは、ブライトンでの背番号を7番から20番に変更。
「ジョタへの敬意とトリビュートのためにこの番号にしたかった。素晴らしい選手だった彼とプレーできたのは幸運だったし、素晴らしい友人でもあった。彼の背番号を背負うのはすごく名誉なこと」と説明していたが、7年ぶりのリーグ戦ゴールは亡き友が助けてくれたと感じているようだ。
Optaによれば、ミルナーはプレミアリーグでPKを決めた最年長選手になったという(39歳と239日)。
なお、ミルナーがプレミアリーグ初ゴールを記録したのは、弱冠16歳だった2002年のこと。