2026年にアメリカ、メキシコ、カナダで共催されるW杯。
世界最速で予選を突破した日本代表は、来月にアメリカへ遠征して、アメリカ、メキシコとの親善試合を行う。
そうしたなか、アメリカサッカー連盟は、日本と韓国戦に向けた招集メンバーを発表した。
GK
ロマン・セレンターノ(シンシナティ)
マット・フリーズ(ニューヨークシティFC)
ジョナサン・クリンスマン(チェゼーナ)
DF
マックス・アルフステン(コロンバス・クルー)
ノアキエ・バンクス(アウクスブルク)
トリスタン・ブラックモン(バンクーバー・ホワイトキャップス)
セルジーニョ・デスト(PSV)
アレックス・フリーマン(オーランド・シティ)
ネイサン・ハリエル(フィラデルフィア・ユニオン)
ティム・リーム(シャーロット)
クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス)
MF
タイラー・アダムス(ボーンマス)
セバスティアン・バーハルター(バンクーバー・ホワイトキャップス)
ルカ・デラトーレ(サン・ディエゴ)
ディエゴ・ルナ(レアル・ソルトレイク)
ジャック・マクグリン(ヒューストン・ダイナモ)
ショーン・ザヴァツキ(コロンバス・クルー)
FW
ダミオン・ダウンズ(サウサンプトン)
クリスティアン・プリシッチ(ミラン)
ジョシュ・サージェント(ノリッジ)
ティモシー・ウェア(マルセイユ)
アレックス・センデハス(クラブ・アメリカ)
現時点では22人で、残り1人は未定。
マウリシオ・ポチェッティーノ監督は、「我々は引き続きチームを強化し、W杯での目標達成に貢献できる選手層を絞り込んでいく」とコメント。また、これまでよりもアメリカ国内のMLSでプレーする選手が多くなったが、指揮官は「『ヨーロッパでプレーしているからMLS選手より上』というのは選手を評価するやり方ではない」とも述べていた。
ちなみに、27歳のセンデハスは、メキシコ生まれで、若くしてアメリカに移住した選手。
両国のユース代表でプレーしたのちに2021年にメキシコ代表にデビューした。
だが、FIFAは、アメリカからメキシコへの所属変更が申請されておらず、規則違反があったとして、当該試合を没収し、罰金処分も科した。
その後、センデハスは2023年にアメリカ代表にデビュー。アメリカとメキシコの両国代表でプレーした史上5人目の選手になった。
アメリカは6日に韓国、9日に日本と対戦する。アメリカサッカー連盟によれば、「アメリカ対日本戦は、アメリカ代表が初めてオハイオ州コロンバスを訪れてから約25年ぶりの開催となる。コロンバスはアメリカサッカーの歴史において特別な場所」とのこと。
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